ミラーと目視による確認

3点確認の重要性

車線変更時、左折時に3点確認していますか?車線変更をサイドミラーだけで行っていませんか?3点確認はルームミラーを確認し、サイドミラーを確認し、車両の側方を目視で確認することですが、どれを怠ってもいけません。

3つの確認にはそれぞれ違う役割があるからです。ルームミラーは車体の後方を確認します。サイドミラーは車体の斜め後方を、車体側方の目視は文字通り車の横を確認します。サイドミラーだけですと特にバイク等が死角に入り危険です。車線変更時、左折時など、しっかりと3点確認をしましょう。

ルームミラーとサイドミラー

ルームミラーとサイドミラーは見え方が違います。多くのルームミラーは車両など、後方のものが近くに見えます。曲面ミラーは特殊な見え方がしますが、多くのルームミラーはこのような見え方がします。また、サイドミラーは逆に後方のものが遠くに見えます。サイドミラーの確認では、見えている以上に近くに車両がいますので気をつけなければなりません。サイドミラーに車両が映った場合、すぐに判断してしまわずに後方の車両の見え方が変わらないかをよく確認しましょう。そうしないと速度差があったときに危険です。

通常走行時のまめな確認

車線変更、右左折等のときだけでなく、通常走行時もまめにミラーでの確認をしましょう。周囲の状況を把握しながら走るためです。周囲の状況を把握しながら走行することで、交通の流れに乗った走行ができます。例えば、片側2車線の道路で前方に駐車している自動車を発見したときの車線変更が容易です。また、速度差のあるバイクが近づいてきていないかなど危険予知をします。ベテランドライバーほど、通常走行時もミラーの確認をよく行います。

二輪車

交通社会では流れが大切で多くのドライバーが認識しているところですが、街中を走っていてよく目にするのがバイクが高速で車と車の間をすり抜けていく行為です。大変危険な行為ですが、ここで彼らを責めたところでしかたがありません。我々普通車ドライバーにも対策が必要でしょう。

走行中はこまめにルームミラーやサイドミラーを確認しましょう。早くバイクを発見することが必要です。

走行中、少しでもハンドルを切るときはルームミラー、サイドミラー、側方と3点確認しましょう。

左折時の巻き込みに気をつけましょう。左折するときは早めに周囲を確認し、バイクの存在を確かめます。もしバイクが後方にいれば、ウインカーを出し車体を左に寄せ、バイクが入ってこないようにします。