その他・さいごに
短い記事を集めたページです。
ヘッドライト
夜間走行時のヘッドライトは下向きが基本だと思っていませんか?
夜間走行時のヘッドライトの基本は上向きです。対向車が見えたときは幻惑しないために下向きにする必要がありますが、基本的には上向きにして走ります。夜間事故の多くはヘッドライトを下向きにしていたため、危険の発見が遅れることで起きています。夜間走行時はライトを上向きにして走ります。
夜になると走る車が少なくなるためついスピードを出したくなります。しかし夜間は危険の発見が遅れがちになるのでスピードの出しすぎには注意しましょう。死亡事故などの重大事故のほとんどは走る車が少ない夜間に起きています。
ただし、交通量が多いところでは周囲の流れに合わせて走る必要があります。
ひとから自動車を借りるとき
多くの場合、自動車保険というのは車両に掛けるのですが、運転者は誰にでも保険が掛かるというものではありません。保険の内容によっては所有者の家族以外は不担保であったり、一定の年齢以下では不担保であることも多いです。ひとの車を運転する前によく確認しておきましょう。
車高が高い自動車に乗るとき
日ごろ乗る車よりも車高が高い車に乗ると実際のスピードよりも遅く感じられます。気づいたらアレヨアレヨと速度超過に陥ったり、車間距離が以上に近くなっていることがあります。車高が高い車に乗るときは速度メーターをこまめに確認し、車間距離の維持に努めましょう。
シートベルトの着用
シートベルトを着用していなければ衝突時において自動車の内部に衝突したり、車外に投げ出されてしまうことで致命傷を負ってしまいます。シートベルトの非着用者の致死率は、シートベルト着用者の致死率の約4倍のもなり、また、衝突事故などのときに、後部座席のシートベルト非着用者が前席の頭部に重傷を負わせる確率はシートベルト着用時と比べて約50倍にもなる、という調査結果があります。
シートベルトの着用は正しく
シートベルトは正しく着用する必要があります。3点式シートベルトであれば、骨折と鎖骨が比較的丈夫であるため、ベルトは骨盤と鎖骨に掛かるようになっています。間違った着用の仕方をすると衝突時に内臓の破裂などを引き起こしてしまいます。また、エアバッグはシートベルトを着用していることを前提に設計されています。シートベルト非着用時にエアバッグが作動すると非常に危険であり、死亡例もあります。
高齢ドライバー
高齢運転者標識、いわゆるもみじマークは高齢者が運転する自動車についています。
飲酒運転
酒酔い運転による交通事故のうち4件に1件が死亡事故となっています。飲酒運転によって交通事故を起こした場合、自損事故保険、無保険者傷害保険、搭乗者障害保険、車両保険等の保険金が出ません。
さいごに
交通事故は時に悲しい結果をもたらします。その最たるものは愛する家族や友人が交通事故によって傷ついてしまうことではないでしょうか。ましてや不本意ながらも自分が加害者となってしまったら・・・。ここから先はひとの想像力によるでしょう。路上において、あまりに想像力を欠いたドライバーを見かけます。彼らは自分の行動に対して起こりうる結果を想像することができないのでしょうか。