大型車の動きと注意点

大型車の後を走るとき

大型車の後ろを走るときは車間距離を多めに取りましょう。車間距離が近いと大きな車体で信号を見落としてしまいます。ただついて行ってたら赤信号だったということになりかねません。また、前方が見えず、危険予知をすることもできません。

大型車の内輪差

大型バスや大型トラック、牽引車は普通車と比べ、内輪差が大きく出ます。そのため大型車や牽引車の左折時などは大きく反対車線へとはみ出すことも多々あります。左折してくる大型車を前方に確認したら、手前で徐行したり停止したりして道をゆずりましょう。

大型車の外輪差

大型車は敷地内の車庫に止めるとき、その大きさゆえに道路からバックして入っていかなければならないことがあります。大型車がバックするときの外輪差もまた大きなものとなるため二車線分使うことも珍しくありません。大型車がバックする動作に入ったら少し離れたところで停止して完了するのを待ちましょう。

オーバーハングとは？

オーバーハングとは、タイヤの中心から車体の端までの部分をいいます。特に車体の前端から前輪の中央までをフロントオーバーハング、車体の後端から後輪の中央までをリアオーバーハングといいます。大型車はこのオーバーハング部分が長いため、大型車が曲がるときは後のオーバーハング部分が車体の外側に飛び出します。このため、右左折する大型車のすぐ横は非常に危険なので距離をとって走りましょう。