自分が運転する自動車の動きを周囲に見せる運転
周囲から見て自分が運転する自動車がどのように見えているか想像してみましょう。あなたが平気だと思っている何気ない行為が周囲に危険や迷惑を及ぼしているかもしれません。
周囲のドライバー等への意思表示をわかりやすく、はっきりとしましょう。交通社会は人と人とのコミュニケーションの場でもあります。車線変更をはじめ、お互いに減速しなければすれ違いが難しい狭い道や、2本の道が合流する地点での譲り合い等、あげればきりがないほど路上に出ると自分以外のドライバーと意志の疎通をおこなうことになります。運転における意思表示の手段は、手や頭によるしぐさ、早めのウインカー、速度維持や減速や停止、パッシングなど場面によってさまざまです。
流れがよい道でブレーキを頻繁に踏み、ブレーキランプをピカピカと光らせながら走っていませんか?車間距離をとっておらず前の車近づきすぎてしまったり、エンジンブレーキを利用せずスピードが出すぎてしまうなど、等速走行ができていない証拠です。等速走行ができなければ交通の流れを悪くし、渋滞助長の原因となります。
後方からスピードを出して隣の車線を走っている自動車の前に車線変更していませんか?その自動車を運転するドライバーの目には突然目の前に自動車が現れるようにうつります。一瞬、事故寸前かと思わせてしまいます。周囲を走る車両はパイロンや障害物ではありません。車線変更のときは他のドライバーにあなたの意思を確認させることを考慮すべきです。