安全な運転のための姿勢

シートの前後の位置

ブレーキを踏んだとき、足がのびきらない程度に合わせます。危険を認知した場合にそなえ、しっかりブレーキを踏み込めるか確認します。

運転に慣れていないひとのなかには前かがみの状態で運転するひとがいます。このようなひとは、シートはやや前に合わせたほうがいいかもしれません。

前かがみの姿勢では、とっさにハンドルを切ったり、急ブレーキを踏んだりといったことがやりにくくなり、いざというとき危険を回避できません。

シートの傾きの調節

シートの傾きは、シートの前後の調節と合わせて行います。

背中がシートにしっかりつく角度に調節しましょう。

ハンドルを握ったときに腕がのびている場合、シートの倒しすぎかもしれません。シートを前の方に起こしましょう。腕がのびていると急なハンドルが切れません。

また、シートを倒しすぎてしまうと視界が悪くなってしまいます。

シートベルト

交通事故によって車が衝突したとき、身体は強い衝撃を受けます。そのため、シートベルトは人間の体の中でもかたくて丈夫な位置を支えるよう、設計されています。

シートベルトの帯がお腹にあると、交通事故の衝撃で内臓を破裂させてしまうおそれがあります。シートベルトは正しく装着しましょう。また、シートベルトは首にかからないようにしましょう。