自動車保険の一括見積もりで保険料を安く
インターネットを利用して手軽に自動車保険の一括見積もりができるようになりました。
この自動車保険の一括見積もりのメリットは何でしょうか。
自動車保険の一括見積もりとは
自動車保険の一括見積もりはインターネットを利用して、年齢や年間の走行距離、免許証の色などの条件をもとに、数社から十数社の保険会社間で自動車保険の料金や補償について比較することができます。
自動車保険の一括見積もりのメリット
自動車保険の一括見積もりのメリットは、なんといっても保険会社の保険料を含めたさまざまな条件を比較できることです。その結果、同じ条件でより安い保険料を選ぶことだって可能なのです。
自動車保険の過去と今
自動車保険と護送船団方式
日本の金融行政は護送船団方式と揶揄されていた時代がありました。
以前の自動車保険は比較したところでメリットが得られにくい仕組みとなっていました。
それは、保険会社のみならず金融機関全体が競争する動機が少なかったためでした。なぜそうであったのかというと旧大蔵省によって競争力のない保険会社にも利益が出るような保険料率が認可されていました。さらには、この保険料率は大手の保険会社にまでも適用されたのです。
大手保険会社はその保険料率によって多くの利潤を出してましたし、保険会社間の保険料はほぼ同じ保険料でした。
その結果、保険会社どうしで競争が積極的になされる環境とはならなかったのでした。
このとき、自動車保険を一括見積もりをやったところでメリットは少なかったといえます。
自動車保険と金融ビッグバン
この金融業界の流れを変えたのが日本版金融ビッグバンと呼ばれるものでした。この金融ビッグバンの基本的な方針は、徹底した金融の自由化です。これにより、金融機関の利用者の利便性を向上させようとしたわけです。具体的には、銀行や証券会社が保険業務を取り扱いができるようになったことなどてす。こうした政策によって自動車保険会社間にも競争と淘汰の波が寄せることになったのです。
この自動車保険会社間の競争によって自動車保険の一括見積もりが意味のあるものになってきたのです。自動車保険の保険内容やサービスの充実、そして価格による競争がおこなわれるようになったためです。
通信販売型の自動車保険の登場
自動車保険会社のなかには、代理店をもたない通信販売のみの保険を売るところが出てきました。代理店をもたないことで保険料が安くなっているのです。つまり、同じ条件でありながら安い保険料ですむのです。
自動車保険の保険料算出の条件は多様であるため、自動車を買い換えたときや、年齢が変わったときなど自動車保険の見直しとして、自動車保険の一括見積もりをしてみてはいかがでしょうか。